athlete's foot

 

「電車で足をかがれる男」〜足のにおいと水虫の話、紫陽花の季節に〜

 

梅雨どきになると、電車の中が蒸し風呂になる。ふと横を見ると、スーツ姿のサラリーマンが僕の足元を見て、わずかに顔をそむけた。「やっちまった……」——。実は僕、水虫持ちで、足のにおいにも悩んでいる。そんな僕の“足くさい人生”を振り返り、5つのシチュエーションで感じた恥ずかしさと、そこから脱出したリアルな体験をシェアしたい。

 

1】通勤電車で密室地獄、足のにおいテロ

朝の満員電車。汗ばんだ足が蒸れてくる。革靴の中でムレにムレた結果、あの“すえたチーズ臭”が車内に充満。においの元は、水虫の進化系「爪水虫」。これが原因で、同じ車両の人がこっそり移動する始末。Google検索で「足のにおい 対策」「水虫 会社 恥ずかしい」を毎日調べてた。

 

2】教室・部室で靴を脱ぐ時の恐怖

学生時代、部活の合宿中に「お前の足、誰よりもくせぇ!」と爆笑された。青春の思い出は、汗と水虫と足のにおいの三重苦。水虫は“おじさんの病気”だと思っていたが、10代男子も要注意。スパイクや運動靴のムレは、まさに水虫ホイホイ。対策を知らずにいると、友達より先に菌と親友になる。

 

3】オフィスとロッカールームの静かな戦い

ロッカーで靴を脱いだ瞬間、ふわっと広がる足のにおい。誰も何も言わない。でも、絶対気づいてる。社内で「においの犯人は誰だ会議」が開かれたという噂も……。爪が白く濁り始めたとき、これは普通のにおいではなく「爪水虫」と確信し、ようやく皮膚科にGO。処方された外用薬と、足洗い習慣の徹底で改善が見え始めた。

 

4】居酒屋の小上がりが地獄の入口

会社の飲み会で座敷席に案内されたとき、「脱がなきゃダメ?」と心で泣いた。素足で座敷に上がるのは、足の見た目にもにおいにも自信がある人の特権。爪水虫の変色、皮膚のボロボロ、そしてあの強烈なにおい。レモンサワーも台無しだ。薬と足の消臭スプレーを常備するようになってからは、気兼ねなく乾杯できるようになった。

 

5】デート中に靴を脱ぐカフェ、緊張の瞬間

彼女と入ったおしゃれカフェ、まさかの「靴を脱いでくつろげるスペース」。その一言で、僕の背中は滝のような汗。案の定、靴を脱いだ瞬間、彼女の顔がこわばった……。「ちゃんとケアしたら?」のひと言がきっかけで、フットケアに目覚めた。今では、毎日薬用ソープで足を洗い、専用クリームと抗菌インソールで完全防備。

 

【梅雨どきこそ、フットケアを】

水虫や足のにおいは、放っておくと悪化する一方。とくにこの季節、湿気が多く菌が繁殖しやすい。最近では、爪水虫専用の外用薬や、抗菌効果の高いフットスプレー、さらにスマホで撮影してAIが水虫を判定してくれるアプリまで登場している(便利すぎ!)。また、靴は毎日履き替え、風通しを良くすることも大切。

 

【紫陽花と足元のケアの共通点】

6月、雨の中で咲く紫陽花の花言葉は「辛抱強い愛情」や「和気あいあい」。色を変える花としても知られ、環境によって咲き方が変わる。まるで僕たちの足元のように、環境次第で良くも悪くも変わるのだ。においも、水虫も、ケアをすれば変わる——紫陽花のように。

 

「足のにおいが気になる」「水虫っぽいかも」と感じたあなた。僕のように“足で人生を損しない”ためにも、今日からケアを始めてみませんか? 紫陽花が咲く季節は、足元を変えるチャンスです。

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